奈良のお水取りのお松明の謎!持っているのは僧侶じゃない!?

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奈良東大寺のお水取りは、3月の初めになると、ニュースで必ずと言っていいほど放送される非常に有名な伝統行事ですよね。

 

私は関西に住んでいたので、ほぼ毎年この行事には参加していました。子供の時は漠然と、たいまつが凄いな~ぐらいの感想しかなかったんです(笑)

 

けれど、お水取りとはどのような意味なのか?またあのお松明(たいまつ)は誰が持っているのか?そんな事が大人になってから気になりだしたんです!

 

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あの、でかいたいまつをくるくる回しながら持っているのはお坊さんじゃないの!?この謎を今回の記事で解明したいと思います。おそらくかなり意外に思われると思いますよ!

 

なぜ「お水取り」という名称なの?

 

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まず、お水取りの正式名称は「修二会(しゅにえ)」と呼ばれる行事のようです。この修二会の名前の由来は、この行事が旧暦の二月に元々は行われていた行事だったので、「二月に修する法会」を縮めて「修二会」と呼ばれるようになったとか。

 

で、この修二会の前には必ず、神さまにお供えするためのお水を井戸から汲み取る儀式があり、このことから、修二会のことをお水取りとも呼ばれるようになったようですね。

 

お松明の役割は?

 

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お水取りにおける「お松明(たいまつ)」の役割は、お坊さんが階段で上にのぼる際の道明かりとして灯されるものです。

 

あとは「火の行」として、火の熱さに耐える修行という意味においてお松明が使われているようですね。

 

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ちなみにこのお松明は「童子」と呼ばれる人たちによって作られています。

 

お松明を持っているのはお坊さんじゃなかった!

 

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童子という方たちは、東大寺に勤める職員の方たちのことで、この修二会にたずさわるお坊さんたちの補佐をする方たちのこと。

 

実は、あのお松明を走りながら持っている人はこの童子と呼ばれる人たちなんです。あの松明を直接持っているのは僧侶の方たちではなかったんですね!

 

おそらくですが、このお水取りのお松明を見ている方のほとんどが僧侶が持っていると思っていたことでしょう。かくゆう私もそうでした(笑)

 

お松明は僧侶のための明かりと童子のパフォーマンス?

 

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あの大きな松明は僧侶たちの足元を明るくして歩けるようにするためのものでして、決して僧侶が持っているものではなかったんですね。

 

で、あのお松明で僧侶を先導した後に、一種のパフォーマンスとして勢いよく外につきだして廊下を走り抜けるんです。これをやっているのが童子なんですよね。

 

このお水取りをずっと裏方として僧侶を支えてきた童子の一瞬の晴れ舞台だと考えられているそうです。

 

ちなみにあの松明は一番大きいもので一本70キロもの重さがあるのだとか。だから童子さんにとっても本当に命がけの体力勝負なんです。

 

あの大きな松明がグルグル回りながら火の粉を落としていく姿は圧巻です!生で見てきた私が言うのだから間違いありません(笑)

 

あの瞬間はやはり見ている人からの歓声も凄くて、お水取りにおける一番の見せ場と言ってもいいものでしょうね。

 

そんな童子さんに焦点を当てた動画がありますよ。お水取りの裏側が見れるので、この動画は本当に貴重な映像だと思います!

 

 

まとめ

 

そんなわけで、今回の記事をまとめますと・・・

 

 お水取りの正式名称は「修二会」と呼ぶ。

 修二会は「二月に修する法会」を略した行事名。

 「お水取り」の意味は、お供えをするための水を井戸から汲んでいるから。

 お松明を持っているのは、お坊さんではなく、童子と呼ばれる人たち。

 

お水取りの主人公は間違いなく僧侶の方たちでしょうが、裏方である童子さんがいてこその行事だということがわかりましたよね!

 

今回のお水取りは今までとはまた違った視点で見てみたいなと改めて感じさせられました!この時期に奈良にお寄りの際は、是非生で見てください!迫力が凄いですよ!

 

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