
フィンランドには一瞬の秋である「ルスカ」が存在しています。はたしてルスカとはどういう意味なんでしょうか?
今回の記事では、このルスカについて詳しく解説していきますので、是非最後までご覧くださいませ。
スポンサードリンク
フィンランドにおいても日本と同じく紅葉の季節が存在していて、フィンランド語においては、紅葉に当たる「Ruska(ルスカ)」という名のワードがあります。
紅葉といいましても、フィンランドでしたら紅く色づく葉とは違って、黄色とかオレンジに色づく葉が多く見られるのがポイント。加えて、フィンランドは北にある国なので、紅葉の季節は日本と比べて早い内に始まり、9月くらいからスタートし、10月終わりになると葉が取れているのです。
各年の天気とかエリアにも左右されますけれど、9月中ごろから10月初めあたりの2週間ほどがRuskaのピークで、その短期間での見頃が我が国の桜と似たものを思うかもしれません。
そして、秋の季節は小雨がよく振るシーズンながら、天気が良くなると木々の葉とか空の色等のような色合いが非常に素晴らしく、色彩美に魅了されてしまうでしょう。
夏のシーズンから秋の季節へ
夏のシーズンも終盤が来ると、気温がジワジワとダウンし、エネルギッシュな緑色の葉らが、黄色に姿が変わっていくのです。フィンランドに棲みついている木のほとんどは、白樺あるいは赤松。ナナカマドの木もそれなりにしばしば認できます。
白樺とかナナカマドの葉は色を一新し始め、赤松は葉の色は変わりません、それにナナカマドの赤色の実が少しずつ赤味を持ってきます。黄、あるいは緑、それに赤、に空の青がもたらされて、街全体のトータルが秋のシーズンの色に変化していきます。
初秋の9月ぐらいは足もとに目をやると、キノコ群も地面から生えています。なんと驚くことに、フィンランドでは、我が国と同様の遺伝子を有した松茸も採れるんです。
とは言っても、豊富な知識がある人が存在しないケースだと、フィンランドにおいてキノコを発見しても、絶対に手を触れずにいただきたいと思います。毒性のものもかなり存在していますので。
そんなわけで、このシーズンは空を見上げることも興味深いですけれども、足もとを観察してみるのも醍醐味のあるシーズンとも言えます。
秋の季節の深まり
9月中ごろ以降くらいに変わってきたら、秋の季節は一段と深まって、葉の色がなおさら濃い黄色であったりオレンジ色に移り変わり、天気が良いと日の光が葉を照らして、葉全面が黄金色に光っている風に観察できるのです。
その上、空も澄んでいると、空気もシャキッとした感じに移って、Ruskaのベストなタイミングになっていきます。
スポンサードリンク
紅葉ポイント
わが国では紅葉ポイントという形で、山とかお寺さんあるいは大型の公園なんかに出かけることが大半ですけども、フィンランドは森林との間隔が本当に近くにある国。
特徴的なスポットに足を運ばなくても、家の身近なほとんどのエリアが紅葉ポイントで、首都ヘルシンキであっても、お近くのエリアで紅葉を堪能できます。
加えて、フィンランドは自転車や歩行者のための道が効果的に作られている街がほとんどだから、そういうような道を散歩したり、自転車に乗るだけでもしっかりと紅葉を味わえ、気持ちよいムードを感じ取ることができるんです。
Ruskaのシーズンにフィンランドに旅行した場合、あなたの思い通りに道を進んで、探索するといいですよ。
最後に冬のシーズンへ
Ruskaのピークが済んだら落葉がスタートします。気温も一段とダウンし、木々に見受けられる葉以上に、地面に落ちた葉の方がたくさんある事を感じさせます。
葉が落ち出したら、あっという間に、「おっと、昨日はずっと葉を見つけられたよね。」と感じられるほどに知らない間に木から葉が消失し、葉の絨毯がつぎつぎ大きくなっていき、Ruskaも終幕になるんです。
Ruskaが幕を閉じるころになるとフィンランドは冬の季節のスタート。日照の長さがどんどん少なくなって、空は一段と澄み切って、空気は急激に寒さを加わるのと合わせて、とってもピュアに変わって行くのです。
街の色は、寒い季節になると物静かになり、何となく物静かで白黒みたいな雰囲気。その分だけ、本格的な冬の季節がスタートする直前に見られるRuskaの鮮明な色彩は、ますます素敵に感じられるとも言えそうです。
さわやかシーズンの夏、あるいはオーロラの確率が上昇する寒い季節にフィンランドにお出かけになる人が大半になりますが、Ruskaのシーズンにフィンランドに訪ねるのを候補にしても大変オススメですよ。Ruskaの素晴らしさには、非常に大きな価値が存在しますからね!
スポンサードリンク